昭和49年5月に綾上平野を一望でき四方を緑に囲まれた小高い丘陵地に、高齢者で介護の必要な方が、「自由に安心して生活できる場」を作ることを理念として、地域に開かれた施設となることを目指して設立させて頂きました。
施設の特色としては、利用者の方が寝たきりにならないように、リハビリ、レクリエーション、音楽やうどん作り等の施設内参加行事、花見等のドライブ、買い物等の施設外行事を多く取り入れています。またご家族との連携を図っていくために、利用者様の状況について毎月ご家族に連絡するとともに、施設の行事や取り組みについて「松林荘通信」を発刊させて頂いています。医療面においては、利用者の重度化に伴い、医療との連携を図るべく、内科、脳外科、皮膚科、歯科の医師の定期的診察や、歯科衛生士の定期的口腔ケアを実施しています。居室等の居住環境は、個室、二人部屋が中心で、利用者の方にとって安らぎの場となるように見晴らしの良い場所に、食堂・談話室を設けています。
今後ますます高齢社会が進呈し在宅で介護が難しくなった重度の方が増えていく社会環境の中で、それに対応した質の高い介護サービスを提供していけるように努力していきたいと考えております。